理念と基本方針
当院は、1955年8月に診療所として開設されました。その後、地域のみなさま、生協組合員に支えられ、165床の総合病院になりました。
当院は一般急性期医療の機能を有しており、内科、循環器科、消化器科、外科、肛門科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、小児科、産婦人科、皮膚科、泌尿器科を標榜しております。各分野の医師がそれぞれ専門性を活かし、総合的な診療を提供することにより、地域のかかりつけ病院としての役割を担っています。また、二次救急の受入れにも対応しています。
他の病院・診療所とのかかわりでは、高度急性期病院からの転院受入、地域開業医への紹介といった地域連携の要としての役割を担っています。また、在宅療養支援病院として在宅診療を行っており、地域医療にも力を入れています。
その他、基幹型臨床研修指定病院や各学会の専門医及び認定医関連施設の指定を受けており、研修医、若手医師の育成にも力を注いでいます。
当院は生協組合員のみなさまの出資により成り立っています。全国組織である日本医療福祉生活協同組合連合会に加盟し、全国の医療生協とともに「医療福祉生協のいのちの章典」を前面に掲げた医療の実践に取り組んでいます。また、全日本民主医療機関連合会にも加盟し、「無差別・平等の医療と福祉の実現」のもと、だれもが経済的な理由で医療を受けられる機会を奪われないよう、差額ベッド代(個室料)をいただいていません。
理念
私たちは、患者さんの立場に立った無差別平等の医療を実践します。
基本方針
- インフォームド・コンセント(説明と意思決定)を重視し、患者さんから 信頼される医療を提供します
- 安心・安全な医療を提供するため、職員教育・研修を通じて、医療、介護、福祉の向上につとめます
- 地域の人々とともに、医療・介護・福祉のネットワークづくりをすすめ、地域医療の充実につとめます
- 全職員がSDH(健康の社会的決定要因)の視点を持ち、平和で安心して住み続けられるまちづくりに取り組みます
- 健全な病院運営のもと、全職員が生き生きと働く病院を目指します