No.421  2007年7月号
 福島支部ではおよそ 20 年前から組合員が中心となって 「福島老人給食サービス」 として近隣の方へ月に一度お弁当を作って届けています。 4名でスタートした取り組みも、今では毎月第 3水曜日に 8〜9名が集まり、いきいきプラザで 50食ほど作っています。最初はボランティアで始めた取り組みですが、現在は社会福祉協議会からの助成金とお届け先からいただく 1食分 300円の資金で、献立を福島生協病院栄養科にもらって調理しています。
 「全部入れた?忘れてないかよう見てよ」 5月の調理場での様子です。フライの揚がる香ばしい香りの中で手際よく作業が進んでいきます。出来上がるころには取りに来た人が列を作っています。 「あらあ、今月は取りに来れるようになったね。心配しとったんよ。」 と渡しながら会話も弾みます。取りに来るのが難しい人には直接届けにいきます。 「感謝されるのが嬉しい。おいしかったよと言われてもっと嬉しい」 メンバーの組合員たちの笑顔がキラキラしています。
◆五月のメニュー◆
魚のフライ
洋風卵焼き
ほうれん草ののり酢和え
里芋の煮物
大根サラダ
アスパラガスのとろろ煮
フルーツ

「来月は○月○日です」の添え書きをつけて渡すので次回も安心です。
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