No.408  2006年5月号
 いわゆる病院評価では、その病院でボランティア活動がどの程度なされているかが、重要な意味をもっているかと聞いた。病院評価はともあれ、ボランティア同士の交流会は活動を進める上で不可欠である。
 昨年末「生協さえき病院ボランティアルーム」と「福島生協病院ボランティアの会」の交流会を計画中に福山医療生協「ふれあい診療所ボランティアの会」より交流会の申し入れがあり、実現の運びとなった。
 三月二十日、生協さえき病院多目的ホールで、福山院長の挨拶にはじまり、三十四人の自己紹介、各施設のボランティア活動の報告、意見交換が行われた。
 最もボランティア歴の長い福島生協病院ボランティアの会からは、運営、実践について教えられることが多々あった。自分たちが楽しまなければボランティア活動は成り立たないと底抜けに明るい福山医療生協。案内、作品展示、パソコン教室、似顔絵、環境整備等、多種多様な生協さえき病院ボランティアルーム。それぞれの特色が明らかになった。
 今回の交流会では同じ病院で活動をしていながら顔を合わせることがなかったが今回の交流会で初めて知り合ったこと、ボランティア活動は、自らが楽しまなければ長続きしないこと、ボランティア活動には運用資金がないと活動に拡がりができないなどたくさんの収穫があった。
 今後も他の、診療所等にも呼び掛け広範なボランティア交流ができることを望みたい
(生協さえき病院ボランティアルーム 斉藤哲三)
おおいに学びあえた交流会でした。
5月号TOPに戻る ≪前の記事 次の記事≫