No.406  2006年3月号

 「楽しく役に立つ」「要求実現型」の組合員活動がすすめられました。転倒予防やセラバンド体操など健康づくり班会、絵手紙、映画、読書、朗読、健康空手など多彩なメニューで文化・趣味・特技の班会が多く開かれました。
 新しい支部も誕生しました。〇五年十月に「五月が丘支部」が結成されました。〇六年四月には三支部が結成予定(西区西、観音天満、中区南)で準備をすすめられています。バスハイクや情報紙「けんこう」手配り者の集いなども多くの支部でとりくまれました。
 また、東区の二つの支部で「イキイキお楽しみ会」など高齢者支援など多彩な助け合いにとりくまれました。子育てNET『ふ・う・せ・ん』(子育て班全体の総称)も百人をこえる参加者で大いに楽しんだクリスマス会をはじめ多彩な活動が行われました。
 生協さえき病院が〇六年六月に開院し、地元の支部では組合員組織づくりでの飛躍を目標に地域訪問、健康講座、班会などの取り組みが行われました。
 組合員ふやしや積み立て増資が地域にたくさんふえたらどんな要求を実現できるのか、夢を語り合いながら多くの支部が目標を達成し、目標を大きく超過した支部もありました。

 「けんこう」発行にあたっては、組合員みなさんの情報紙としての役目を果たすように努めました。
 組合の現状・医療制度の問題・組合員活動や、意見の掲載に努めました。
 今後も組合員みなさんの意見や要望を踏まえて情報紙としての役目を充分に果たすように努めます。

 医療生協がめざす8つの生活習慣と2つの健康指標をもとに地域まるごと健康づくりにとりくみ、この活動に健康づくり委員が率先して参加しました。2005年度は昨年度に誕生した歯みがきセミプロ(歯っピーズ)に加えて、転倒予防体操インストラクター、食のインストラクター、禁煙アドバイザー養成講座を開講し、受講生は修了後、地域の健康づくりのサポートをしました。毎年恒例のWHO世界保健デーにもとりくみ、各地域いっせい健康チェックや禁煙アンケート、ウォークイベントなど仲間づくりと健康づくりを目的とした行事も開催しました。地域健診、院内健診をすすめ、大腸がん検診のおすすめや子宮がんの学習会などを開いて早期発見のための検診もおすすめしました。

 今年度も、憲法改悪に反対する活動にとりくんできました。
 九条を守る署名は、2007年度までに七万筆の署名の集約を提起して、その取り組みを強めていきます。
 社会保障の分野では、介護保険の改悪に引き続いて出されている医療制度改悪に反対するとりくみを重点に、署名、学習活動にとりくんできました。
 広島で開かれた、「社保・平和活動学習交流会」(医療部会主催)では、平和公園のフィールドワークで、ピースナビゲーターを組織して、全国の仲間を迎えました。
 七年目を迎えたバレンタイン行動も各支部で積極的にとりくまれてきました。

 利用委員の仕事は
@組合員と職員が協力して病院・診療所等の施設を利用しやすくする。
A患者の権利が実現できる施設をめざす。
B組合員の利用結集をはかり生協運動への参加促進をはかることにあります。生協さえき病院開設と医療制度の改悪でその役割は重要になっています。
 生協さえき病院に利用委員会がつくられ活動を始めました。すべての事業所に委員会をつくり、その活動を強める努力が求められています。
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