No.402  2005年10月号
 私は仕事でたくさんのお年寄りと接するのですが、歯を失ったことにより食事や会話を心から楽しめなくなっている人が少なくありません。
 虫歯や歯周病は本人が気づかないうちに進行・悪化することが多いそうですが、健やかに高齢期を過ごすために食生活を大切にすると同時に、食物の体内への入り口である口や歯の健康にも気をつける必要があると感じています。
 以前、班会で「美容院に行くように気軽に、定期的に歯科の検診を受けた方がよい」という衛生士さんの話しを聞き、私は二〜三ヵ月に一度は歯科で検診をかね、歯石の除去とクリーニングをしてもらっています。受診したあとは、口の中がさっぱりとして、歯も白くツルツルになり治療を受けたというより「歯のエステ」に行ったような良い気持ちです。幸い近くに生協さえき病院≠ェでき、これからは安心して検診を受けることができます。
 いつまでもお食事をおいしくいただいて、清潔感のある口元と、すてきな笑顔で、いろいろな人と楽しくおしゃべりをし、人生を豊かに過ごしたいと思っています。 (S・T)
10月号TOPに戻る ≪前の記事 次の記事≫