No.388  2004年7月号
 新しく三支部となった安芸中央支部・安芸府中支部・安芸東。「組合員や出資金が今までより増えた」「小さな単位となってとりくみやすくなった」「支部長がイキイキと輝き、協力しやすくなった」など、支部活動が以前より活発になっていると感じられました。
 三月末結成の南区東支部の支部長は「半年間の準備のなかで、自分自身の地域やまわりの人を見る目が変わった。人生が変わった」と発言。この新しい支部の前途が大いに期待されます。
 新しく設立された「東区組合員活動センター」運営に責任をおう東区北支部と東区南支部から「現在、手探りのなか準備中だが、間もなく具体策が決まる」と報告。新しい試みに全支部が注目。
 「イラク戦争で民間企業が戦争を請負っていると説明された意味は?」「介護事業収益が減った理由は?」「支部で骨密度健診の復活はできないか?」などの質問がありました。(田淵 孝一)
 参加62人で、平和を守る立場からの意見と生協さえき病院に対する質問を中心に18人から発言がありました。
 被爆体験を語りつぎ夏だけでない平和運動を日常的に行っていこうという発言が続きました。
 東区南支部から区の職員と一緒に歩いて音声信号機をつけた運動やその後の区とつながったまちづくりの報告が印象的でした。
 「五日市診療所はどうなるのか?」「心療内科をつくってほしい」と質問、要望が出されました。
 大きな目標なので確実にできる目標づくり、こつこつ人をつなぐ運動の積み上げ、組合員から出た意見には風通しよく、かみ合わせた議論が大切だと意見が続きました。(和井 省三)
 組合員の関心は何と言っても生協さえき病院。「個室を多くしたのはなぜ?」「差額ベッド代をどうするのか早く知らせて」「生協は理念として差額をとるべきではない」など組合員ならではの発言が続きました。青空健康チェックはほとんどの支部でとりくまれるようになり地域のコミュニティー的役割も果たしていることが。わかりました湯来支部では毎年、自治体交渉を行い要求が少しずつ取り上げられるようになりました。南区東支部は支部を結成して2ヶ月、7回の準備会の中で生協病院の歴史を学び地域の切実な要求から生まれたことを知りました。病院へは遠いけれど班会で学習し病院いらずの健康体づくりが私たちのメリット。と心強い意見が出されました。(栗栖 純子)
 「新しく班会をつくりすすめている」「バリアフリーの街づくりのため行政との交渉をすすめて成果をあげた」などが報告され「重点課題」を豊かにしました。
 新病院建設の計画が明らかになりこれを成功させ、「病院機能評価機構認定」を持ったという条件を活かし、さらに高い水準の諸活動をすすめることが必要。
 そのため次の構想を示し組合員、医師、職員が協力しすすむことの大切なことなど多角的に語られました。
 討議の課題の多さに比べ残念ながら時間不足でした。(大越 和郎)
 憲法を守ろうの決議が集まりました。
 総代会場内の壁面に貼られた美しい色とりどりの決議文の寄せ書きです。国民の幸せを守るための憲法を率先して尊重し擁護する義務を負うべき国務大臣、国会議員等によりいままさに憲法がくつがえされようとしているのです。年老いた戦争体験者を苦しめ、子どもたちの未来を奈落の底につきおとしてしまう憲法改悪には絶対反対。(村上 緋呂子)
 
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