No.388  2004年7月号
5月30日(日)雨に洗われた緑の美しい平和公園の中、国際会議場において第49回通常総代会が開催されました。
 会場にはタペストリーや絵や言葉に平和の思いがこめられた「憲法100決議」が展示されました。総代とオブザーバーで約250人の参加があり活気ある総代会となりました。理事会代表あいさつで吉富理事長は「情勢は歴史に逆行する傾向にあり、そのことを私たちは認識しなければいけない。生協さえき病院建設にはお金も力も必要。組合員ふやし、出資金増と組織力を高めてゆこう」と決意のこもったお話がありました。広島県生活協同組合連合会の岡村信秀専務理事から「一人住まいの人も多く、隣り近所の関わりあいが必要な時、みなさんの活動がモデルです。いま何が正しいのか、どういう方向に向っているのか、暮らしに反するものに立ち向かってゆきましょう。」と力強いあいさつ。濱口専務理事より5つの議案提案がありました。
 第一号議案(2004年度重点課題)、第二号議案(2003年度決算報告)、第三号議案(2004年度収支予算、財務予算)、第四号議案(2004年度借入金最高限度額の決定の件)、第五号議案(規約改定)。これらの議案は午後の分散会での質疑や討論を経て、すべて採択されました。
 休憩をはさんでほっと一息いれ、組合員活動のスライドショー。多彩な1年間の活動、積み重ねが次々と写し出され、春山副理事長の「明るく前向きになれる、役に立つ活動が広がっている」の話に生協の大きさ、組合員のつながりを実感しました。質疑・討論では「けんこうまつり」後の報告がありました。
 午後は4つの分散会にわかれ第1号議案の5つの重点課題と、各支部各分野のとりくみについて話し合われました。分散会で出された質問に理事会より答弁があり、最後に齋藤副理事長より「新病院建設の中に多様な発展を含んでいる。発展につながるよう努力してゆこう」と保健生協への熱い思い、平和への熱い思いが語られました。

(総代会会場にて)

●南方 真治 医師
「人を大切にするリハビリ医師になりたい」
●片山 靖子 歯科医師
「生協の歯科を担っていきたい」
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