No.385  2004年4月号
健康を維持するための理想的な食生活として、1日30品目の食事や「伝統的な日本食」が注目されています。「色々な物を、少しずつ、バランスよく」というのが原則ですが、正しい知識をもち、家族そろって健康的な食習慣を目標に生清していきましょう。
 
”低塩分,低脂肪のバランスの良い食習慣で健康づくり”
〈塩分〉
日本人の2000万人が高血圧といわれていますが、その約3分の1が塩分のとりすぎが大きな原因といわれています。また塩分をとりすぎると胃がんにもなりやすいことが知られているので、血圧が高めの人は滅塩することが大切です。班会でみそ汁の塩分濃度を定期的に測るなどして薄味を身につけていきましょう。l目塩分摂取量7〜8グラム以下を目標に食事内容を工夫しましょう。

〈脂肪〉
あぶら(脂質)は三大栄養素の一つとして、人間が生きていくうえで必要な栄養素ですが、1グラムで9カロリーと糖質や蛋白質よりカロリーが高いので適量をとることが大切です。脂質をバランスよくとるために、肉を控えめに魚を増やし、調理用油は色々な種類を1日大さじl〜2杯を目安にします。


1. 適正な睡眠時間 (7〜8時間) をとる
2. 過労を避け、 十分な休養をとる
3. 喫煙をしない
4. 過度の飲酒をしない
5. 適度な運動を定期的につづける
6. 低塩分、 低脂肪のバランスのよい食事をとる
7. 間食せず、 朝食をとる規則正しい食生活


1. 適正体重《BMI20〜24=体重()÷身長()÷身長()》
   適正体脂肪《男25%未満、 女30%未満》を維持する。
2. 正常血圧《140/90Hg未満》をたもつ。
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