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スギ花粉が原因(アレルゲン)となって起こる「スギ花粉症」、 ダニやペットの毛などが原因となって起こる「通年性アレルギー性鼻炎」、これらを「アレルギー性鼻炎」と言います。アレルギー性鼻炎があると、くしゃみ・鼻みず・目のかゆみなどのつらい症状が続き、保育園や学校など、子どもたちの楽しい日常生活に影響が出てしまいます。
そこで、アレルギー性鼻炎の治療『舌下免疫療法』をしてみませんか? 長期間(3~5年)の治療継続が必要ですが、自宅での薬の服用によって、根本的な体質改善が期待できる治療法です。
対象となるのは5歳からで、スギ花粉症の場合はスギ花粉が飛んでいない時期(6月~12月)が治療開始時期となります。 保険診療なので、子ども医療費受給者証などをお持ちのかたは自己負担の減免が適用され、経済的な負担が少なく治療ができます。 興味のある方は、まずご相談ください♪
☆子宮頸がん(HPV)ワクチン
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因の一つであるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防し、子宮頸がんになるリスクを大きく減らすことができるとされています。日本での接種率はまだ低いですが、世界的には接種がすすんでおり、その効果が報告されています。
HPVワクチンの定期接種(無料接種)は、小学校6年生~高校1年生の女の子が対象です。適切な間隔をあけて3回打つ必要があるため、1回目を高校1年生の早い時期(遅くとも9月まで)に打つことが望ましいです。接種ご希望の方は、必ず1週間前までにご予約ください。
HPVワクチンは、2013年に定期接種になった比較的新しいワクチンなので、分からないことや心配なことがあるかと思います。ワクチンの効果や副反応のリスクなどの正しい知識を得たうえで、接種するかどうか、本人と家族でよく相談して決めてください。