No.415  2007年1月号


 新年明けましておめでとうございます。
 昨年、診療報酬改定で七対一入院基本料(患者七人に看護師一人の配置、以降七対一)が新設されました。看護師の必要数を確保して看護師の充実を行い、七対一体制を目指す病院と、それが困難な病院に両極化してきています。着護師不足が杜会問題化していますが、当院では看護師を増やし、早期に七対一の看護体制を目指します。また、今年二月には健診センターを二階に新設し、組合員の皆様の麓康づぐりを一層進めてまいります。厳しい医療情勢は続きますが引き続き、組合員の皆様の要求、要望に応える病院づくりを進めてまいります。


 あけましておめうございます。
 生協さえき病院ば開設後一年半を経過いたしました。組合員、地域の皆さんのご利用、ご支援、またさまざまなご意見をありがとうございました。
 当院は病床の半分が療養病床ですが、昨年は全国の療養病床の削減が始まる年となりました。
 この医療制度改定は全国に三十八万床ある療養病床を、二〇一二年には十五万床にしようというものです。高齢者人口が増え続けるなかでのあまりに異常な改定です。
 制度の変化に対応しつつも翻弄されないよう、あしもとをさらに固める新年でありたいものです。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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