No.415  2007年1月号
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年六月に成立した「医療改革関連法」の狙いは二つあると言われています。第一は今後予想される団塊世代を中心とする高齢者医療費の伸びを抑制すること、第二は「混合診療」を拡大し、保険外負担をふやすこと、です。なかでも療養病床の大削減は「生協さえき病院」の経営を直撃してきます。目白押しの患者・国民負担増は診療抑制・報酬減につながります。職員の方々の尽力に期待しつつも一抹の不安を拭い去ることはできません。
 この困難な状況を切り拓いていく力の源泉は昨年の強化月間の終盤での班・支部の多彩な活動の中で、組合員ふやし・出資金ふやしにつなげた取り組みの中にあると確信しています。このことに白信を持ち、「目標をやり切る」班・支部の「気風」をつくっていきたいと念じています。
 四万人の組合員と一億二千万円増資をかち取りましょう。
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