No.413  2006年10月号
 資格証明書の発行が増えています。証明書といっても、国保に加入しているものの、実際の受診は出来ないに等しいものです。
 最近こんなケースがありました。救急車で搬送され、入院となった方です。数ヶ月飲まず食わずの状態だったとの事です。当初は脱水による衰弱と診断されました。平成十七年四月に他院で肺気腫の治療を受けられましたが、その後は無治療でした。検査の結果肺ガンと骨転移が判明し、すでに末期の状態で余命一ヶ月と診断されました。しかし様態が急変し、救急搬送後三日目にして永眠されました。正規の保険証をお持ちで早めに受診できていれば、と悔やまれるケースです。
 保険料等のご心配があれば、早めに相談室までご相談ください。 (刀山 泰子)

お問合せ・ご連絡先は下記または広島中央保険生協の各事業所までお願いします。
福島生協病院(相談室) 電話 (082)292-3171(代表)
生協さえき病院(相談室) 電話 (082)926-4511(代表)
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