No.413  2006年10月号
 八月六日、生協さえき病院玄関ロビーで、病院主催の8・6記念行事が開かれました。組合員、職員五十名が集まりました。「青い空は」、「折り鶴」の二曲の合唱。続いて「ふるえる心をおさえて」より西区西支部の田中モモエさんの「帰ってこなかった夫を訪ねて」が劇団「風の子」により朗読されました。
 今年の8・6集会の持ちかたについてボランティアルームに相談がありました。広島中央保健生協五十周年記念行事として組合員の戦時・戦後の体験記「ふるえる心をおさえて」にまとめられたことを何とか生かしたいと思っていました。
 二度と戦争を許してはならない。戦争のない平和な社会をいつまでも続けるためにもこの慟哭の体験記を是非式典に組みいれたいという思いは絶ちがたいものがありました。このようなとき、五月にお世話になった劇団「風の子」にお願いしたところ、ボランティアで協力して頂くことになりました。朗読は、戦争の愚かさを参加している人々に強く訴えました。
 劇団「風の子」に深く感謝します。
「生協さえき病院」 ボランティア担当
斉藤 哲三
10月号TOPに戻る ≪前の記事 次の記事≫