No.410  2006年7月号
 組合員、地域の皆さんのご期待に応えていけるのだろうかと不安でしたが、生協さえき病院はこの6月で無事一周年を迎えました。一年の経過の中でようやく医科(入院、外来)、歯科、介護(通所リハ)のそれぞれの目標がすこしずつ見えてきたところです。まだまだ不十分な点ばかりですが、地域での医療、介護のお役に立てることをめざしていきたいと思います。
生協さえき病院院長  福 山 慎 二
プランターなどでのお花の提供、
花壇や病院周りの手入れをしています
 『視覚で癒される!』こと、年を重ねるとともに必要に思います。美しいもの、可愛いものを見ると心が洗われ、気持ちが優しくなれます。私たち職員は「患者さんの療養環境を豊かにしたい!」という気持ちはあっても、治療・看護に追われ、なかなか行き届かないのが現実です。
 その悩みを埋めてくれたのが組合員でした。ボランティア活動に対しこちらから相談させてもらうこともしばしば。廊下の絵画展示、受付やトイレなどへのちょっとしたかわいいお花飾り、何といってもロビーの展示はすばらしく、みなさんから大好評でした。「これからも続けて!」という多くの声がありました。患者さんだけでなく、職員も癒されました。その他の病棟行事でも多くの協力をいただきました。今の職員体制だけでできるものではなく、組合員の協力がなければ淋しい療養環境になっていたかと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。組合員のみなさん、これからもよろしくお願いします。
生協さえき病院 総看護師長 住田佐都恵
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