No.409  2006年6月号
 四月八日(土)、西区民文化センターで、それいけズッコケ三人組≠フ著者・那須正幹さんを招き、約三百人の参加で憲法公開講座を行いました。これは、今年度の「くらしと福祉の学校」の第一講として開かれたものです。
 那須さんは「全国どこにでもいるようないたずらっ子の三人組≠ノ本のなかでいろいろなことをやらせたが、一つだけやらせていないことがある。戦争に遭遇させなかったこと。平和だから子ども達が元気にのびのび暮せた。」のだと言います。那須さんは、みんながデモに参加してほしいというのではなく、一人ひとりが得意とする分野でそれぞれの言葉、気持ちで憲法について声をあげようと呼びかけました。
●参加者の声
先生の作品の源となったものがよく分かった。憲法改正について具体的な危険性を挙げられ、より深く考えるきっかけになった。(55歳・女性)

講演する那須氏
憲法をどのように改正するか知らなかった。憲法九条がいかに大切かがよく分かったし、守らないといけないと思った。(26歳・女性)
講師紹介
那須正幹(まさもと)さん
広島市西区己斐出身
   3歳の時、被爆
9条の会山口≠フ呼びかけ人
「ズッコケ三人組」シリーズ執筆
1972年から27年間で2,100万部発行
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