No.406  2006年3月号
 コープ五日市診療所ちかくの組合員活動センターで囲碁を教えている組合員の村上さんにお話をきいてきました。
 −小学校五年生の時の担任の先生が囲碁クラブ担当だったんです。すぐにとりこになってしまって、家で練習するときには牛乳ビンのふたを使ったりしていましたね。まずそれが第一段階です。そして学生時代、アルバイトの休み時間などに仕事仲間といっしょに打っていましたね。強いひとがいて、なかなか勝てませんでした。くやしくて、本を読んで研究して強くなっていきました。それが第二段階といったところです。
 −もう三、四年になると思います。知り合いの組合員の方から頼まれて、最初は三、四人で始めました。興味はあったけどルールが分からないということだったので、ルールを教えて、囲碁の楽しさを知ってもらえるまでお手伝いしようと思っていましたが、いまも続いています。
お、そこに打ったか!?
 −どのくらい腕が上がっているのかを客観的に見るためです。いつも同じ相手と打つだけでは分からないこともありますからね。いわば実力試験といったところです。ぼくが思うに、将棋やチェスのように石の打ち方に特に制限はないので、囲碁の強さにはやはり経験が大きいと思います。かぼちゃ(コープ五日市診療所となりのデイサービス施設)の利用者の方と打ってこてんぱんに負かされたこともあったくらいですから。その方はきのうの晩ごはんが何だったか思い出せなかったりすりにもかかわらずです。
 −腕におぼえのありすぎる方には少し物足りない集まりかもしれません。ルールくらいは少し知っているので、うまくなりたい、囲碁を楽しんでみたいというような方にぜひ来てもらいたいですね。
(けんこう編集委員会)
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