No.404  2006年1月号
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年は皆様方のご尽力により生協さえき病院の竣工・開院と福島生協病院の改装を行うことができ、おかげさまで両病院の経営も少しずつ、軌道に乗り始めています。ともに喜び合いたいと思います。
 さて、構造改革と称して、生活保護支給費の切り下げ、定率減税の打ち切り、消費税の大幅増税への布石、そして高齢者を中心とする医療改革など私たちの生命・健康・生活を脅かすような政策が目白押しです。さらに、九条を中心とする憲法改正へ向けての世論づくりが行われるのは明白です。その意味では国民の命や暮らしをどうするのかをめぐる節目の年だといえます。
 このように、今年は私達にとって厳しい年になりそうです。だからこそと言うべきか、私たちの医療生協運動に確信を持って活動したいと思います。班・支部を中心に楽しく、地道に、時には大胆に活動し、着実に成果を上げ、前進しましょう。「朝の来ない夜はない」のですから。
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