No.392  2004年11月号
広島中央保健生協からの参加者
 第十八回日本高齢者大会は、初日三千八百四十五人、二日間で延べ七千人を超える参加者で熱気に澄れた大会でした。これは高齢者に冷たい政策に対する高齢者の怒りの結果でしょう。県知事の挨拶、市老連会長のお年を感じさせない挨拶に感動しました。大会の主なテーマは、平和、憲法、社会保障が取り上げられ、「憲法九条(平和)、二十五条(生存権)を私たちの暮らしの中で守る」運動が決議採択され、講座、分科会などで学びました。
 宝井琴桜の講談による記念講演『高齢期生き生きライフ』は大会の圧巻でした。さすが一九七五年女性初の真打昇進、特に、平家らいてふ、与謝野晶子のものを演じたら、右に出るものはないといいます。「歌でつづる昭和史」は時代を生きてこられた年配の方々が朗読され、合わせて“トランペット“の演奏で懐かしい歌を聴き、とても感動しました。
 二日目は分科会・講座とそれぞれの会場に分かれて学びあいました。今年は、広島中央保健生協から九人、広島全体で三十六人と例年より少ない参加者でちょっと寂しい感じですが、来年は西日本で開催されますので、大勢で参加できると嬉しいですね。
※参加へのカンパありがとうございました。
 
11月号TOPに戻る ≪前の記事 次の記事≫