No.391  2004年10月号
 中央保健生協では今年も各支部・地域で二酸化窒素の数値を98ヵ所で測定しました。そのうち環境基準を超えている地域は36ヵ所で、昨年の21ヵ所を大きく上回りました。自動車交通量の多い地点ではNO2濃度が上昇し、光化学反応により、人体に危険とされる物質が基準値を越えてしまう。
 広島市の環境保全課の係りの話を聞いてみました。「環境基準を維持達成するため、平成16年4月からアイドリングストップと、工場等に大気汚染防止法、校外防止条例に基づき煤煙測定や規制・指導を行う。この2点により全体的には少しずつ環境汚染の改善になるものと思われる。しかし、最も大切なことは市民一人ひとりが自動車をなるべく使用しない生活を家族で考えてみることが一番良いことではないか」ということでした。環境。大気汚染の改善を求める声を出し合いましょう。
△0.061ppm以上:大変汚れている □0.041〜0.060ppm:汚れている ○0.021〜0.040ppm:少し汚れている
◎0.020ppm以下:あまり汚れていない
 
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