No.388  2004年7月号
 生協さえき病院の特徴のひとつが、病院内に歯科ができることです。
 今回は、生協さえき病院歯科にスポットをあててご紹介します。
 生協さえき病院の医療構想の大きな柱の一つでもあります、「プライバシーの尊重」は歯科においても一番重きをおいて検討してきました。歯科の場合、必ずしも完全個室が患者様が安心して治療を受けられる環境ではありません。機器に囲まれた狭い空間での個室は、圧迫感が強く、また治療上でも歯科医師が患者様に接近することが多いため、女性の方には敬遠されがちです。生協さえき病院歯科が選択したのが、スタッフ・患者動線分離型のセミオープン(半個室型)です。
 患者様側にはドアを、スタッフ側はオープンとしました。こうすることで治療中、他の患者様の目に触れられることはなくなります。・・・とはいえ、やはり変わらぬ基本は「患者様の立場に立って、患者様の視点で」診療することです。
 ほっとする、なんでも相談できる、”歯科らしくない歯科”をめざしてがんばりますのでよろしくお願いします。
(生協さえき病院準備室・藤井 智代美)
 
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