No.385  2004年4月号
 四月、新一年生だけでなく、どのお子さんも、新しい学年になったという誇らしい気持ちでいっぱいです。しかし「お友だちはできるかな」「どの先生かな」「新しいお勉強は…」など、生活の中の変化に緊張も感じています。
 がんばろうという気持ちとは反対に、大きな負担になることもあります。
 ご家庭では、しっかり学校での様子を聞いてあげてください。その時、留意していただきたいことは、親が聞きたいことばかりでなく、お子さんが聞いてほしいこと、話したいことを聞いてあげてください。
 もちろん、楽しいことばかりでなく、失敗や、忘れ物をして叱られたこと、お友だちとのトラブルなど、ありのままを言えるような聞き手になることが大切です。
「それは大変だったね」「それは悲しかったんだね」「みんなで応援しているからね」「困った時は、助けてあげるよ」。
 それは、子ども自身が安心して自分の足で歩むための支援になります。
 また、学習のことばかりでなく、早寝早起き、朝食をしっかり食べる、洗顔や歯みがきなど生活のリズム作りをもう一度見直してみましょう。
4月号TOPに戻る ≪前の記事 次の記事≫