No.383  2004年2月号
 昨年十二月十二日(金)に西区民文化センターで「第二回組合員活動交流集会」 を開催しました。 組合員七十二人、 職員十四人、 その他三人の合計八十九人が参加しました。
 集会では盛岡医療生協副理事長の遠藤寿美子氏の 「歴史の点として 私にできること」と題する記念講演が大きな感動を呼びました。
 講演の中で遠藤氏は、 「二十一世紀の扉の向こうに何がある?」 と問いかけ、 「多くの人たちは幸せで健康に長生きしたいと願っており、 みんなが生きていてよかったという社会をみんなでつくろう」 と語りかけました。

 遠藤氏は、 四十三年も前に老人医療費を無料化した沢内村で生まれ育ちました。 そこで、 「民主主義の原点」 を自らの成長に刻み込み、 医療生協と出会い、 明るいまちづくりを実践。 自らの住む団地での 「高齢者茶話会」
のとりくみに裏打ちされた説得力のあるお話でした。
 参加者からは 「心にしみる講演」「元気が出た」「保健生協は私自身の健康と幸せをつくるための手段だということに気づいた」 などの感想が寄せられました。
 午後からは、 「子育て班の活動」「生協病院利用委員会のアンケート報告」「生協歯科ひろしまの医療活動と新病院(佐伯区)歯科建設」「夢マップが行政も動かす」「班会でストレス解消」 の五つの活動
報告を受けて、 十二人の参加者が発言しました。
 新病院建設のとりくみの中で八月に生協に入られた砂子さんは、 けんこうを見て 「班会って楽しそう」 と思われ、 早速班づくり。 「近所の世代を越えた集まりで刺激も多く、 ワイワイガヤガヤの月一回の班会がとても楽しい」 と発言されました。
 参加者からは 「自分たちが忙しくて楽しくおしゃべりする楽しい班会から遠ざかっていることに気づいた」「生協活動の原点を見た」「新病院のテーマソングを作ろう」 などの感想が寄せられました。
 
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