No.382  2004年1月号
 保険生協の環境調査は十二年目。今年もに酸化窒素(NO2)の数値を百五十六ヵ所で測定。そのうち環境基準を越えている地域は二十一ヵ所、広島市の大気汚染は深刻な実態であることがわかります。二酸化チッソは車の排気ガスなどから排出されるもので、健康に大きな被害をおよぼすものです。
 広島市も十一ヶ所の定点で二十四時間常時調査をしています。一時間後にはデータがホームページに掲載されます。一昨年の測定結果によると大気汚染は一時より改善されつつあるものの、二酸化チッソは自動車交通量の多い地域で高濃度の汚染を示しています。上の図は年平均値を示すもの(市報告書)。
 環境、大気汚染の改善を求める声を出し合いましょう。
1月号TOPに戻る ≪前の記事 次の記事≫