No.421  2007年7月号
生協さえき病院のページはこちらから
病棟では楽しいイベントも開催しています。(写真はお花見会の様子)
 生協さえき病院は 6月 1日、発展、充実の右肩上がりの流れの中で、無事、オープン 3年目を迎えることができました。近隣はもちろん、生協組合員みなさんに感謝しています。昨年はオープン 2年目にして、療養病床削減やリハビリテーションの日数制限など、医療制度の大きな変更に直面しました。組合員の期待を集めてつくった生協さえき病院がつぶされるようなことがあってはならないと、職員みんな頑張りました。
 各部門とも利用の幅が広がっています。医科外来も増え、歯科外来も新患が増えています。通所リハビリテーションの利用者様もこの 1年間で 1日あたり 8名近く増えました。 4階一般病棟では、看護師の配置を手厚くしました。 3階療養病棟も療養病床削減策に直面しましたが、看護と介護の内容を充実させるようがんばりました。
 近隣の組合員との連携でも、大腸ガン検診月間では今年は昨年の 3割増しを進め、地域にお住まいの皆さんの健康増進を進めてきました。模擬患者による接遇学習会や、受付待合室の展示等の多様なボランティア活動など、大活躍をいただいています。
 3年目突入の 6月より、午後の女性外来を開設し、医科外来診療時間を伸ばしました。さらに、ご利用いただく皆様のニーズに合わせて発展・充実を進めたいと思います。患者、とりわけ高齢者の診療を受ける機会が制限されるかのような動向を人権問題ととらえ、高齢期の医療・看護・介護を改めて見つめ直し、ご利用いただく皆様に 「長生きしてよかった」 と思っていただけるような医療活動をめざします。今後とも当生協で一番新しい事業所である生協さえき病院をどうかよろしくお願いします。
7月号TOPに戻る ≪前の記事 次の記事≫