“間食せず、報食をとる規則正しい食生活”
・朝食を摂る
1日3回食が定着したのは江戸時代といわれます。日本で朝食を食ぺるのは数百年の歴史があり簡単に朝食をやめてしまうことには問題があります。第一、午前中に元気がでませんし、2回食になることで1回の食事の際にたくさんインシュリンを要する食事になり、肥満や動脈硬化になりやすいという問題があります。
・間食はしない
成人で肉体労働を主とする仕事をしないかきり間食の必要性はありません。
夜食や間食をつい食べすぎて肥満の原因になつてしまうことも少なくないので注意が必要です。
・若い世代の食生活改善の課題
今の若い世代は、朝食を食ぺない、動物性食品をとりすぎるなどの偏りがあり、平均的でみると、とても理想的な食生活をしているとはいえない現状にあります。子どもを産み育てる世代であることを考えると、なおいっそう健康的な食生活の改善がもどめられます。
いま大切なことは、家族の共通の話題として食ぺることを取り上げ一緒に話し合うことです。健康的な食生活を体験してきた親世代にあたる50歳代以上の知恵を伝えあう場が、家族単位や地域単位でとりくまれることが望まれます。(洪千幸) |